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DATE : 2007/04/01 (Sun)
バガボンド 25 (25)バガボンド 25 (25)
井上 雄彦 /吉川 英治
講談社 刊
発売日 2007-03-23




それに自ら涙する武蔵は、やさしい。 2007-03-28
武蔵の表情をここまで描き分けられる画力の凄さ。バガボンドの絵柄は絵画に近いと思っていたが、今回は武蔵の心の微妙な揺れまでも緻密に描き分けている絵に、逆にマンガらしさを感じてしまった。又八との旧交を温めるシーンでの表情(これはまさにマンガ)もすごく良い。二人の出会いには思わず「そうだよな!」と声が出た。そろそろ、二人は出会わねばならない時だったのだ。又八の頭の中で肥大して行く「武蔵」と現実の武蔵。毎回毎回又八の独白だけじゃ引っ込みが付かないところまで来ていたことに気が付いた。結果はどうあれ、読者である自分も、又八も武蔵も(たぶん)ある意味すっきりしたと思う。「お前の頭の中で作り上げた俺が、今のお前を表している」。厳しく、つらい言葉。それに自ら涙する武蔵は、やさしい。


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DATE : 2007/04/01 (Sun)
環境問題はなぜウソがまかり通るのか環境問題はなぜウソがまかり通るのか
武田 邦彦
洋泉社 刊
発売日 2007-02




バランス材として 2007-03-28
環境保護という絶対「善」に対して、

本書が暴露した事実の価値は高いと

思います。



このような類書が絶対的に不足している中で、

本書の果たす役割は高いと思います。



本書を読んだ上で、さらに

環境問題をどのように解決していくのか?



それが読者に課された課題となるでしょう。


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DATE : 2007/04/01 (Sun)
涼宮ハルヒの分裂涼宮ハルヒの分裂
谷川 流
角川書店 刊
発売日 2007-03-31




続きが楽しみ。 2007-03-31
ハルヒシリーズには珍しく、この巻でストーリーは完結していない。

今回は、新たな登場人物が出てきた代わりに、SOS団員はといえば、

古泉しか印象にないほど、長門やみくる、そしてハルヒの影がミョ〜に薄かったのが残念。

もちろん文章表現や、プロットの仕掛けなどは、巧みで面白いが、全体としては躍動感が欠けているように思われた。



・・・と書いたものの、この話は、まだまだこれから面白くなるに違いないので、

この巻だけで評価するというのがおこがましいのかもしれない。



この巻では、途中からある"仕掛け"がなされる。

タイトルに関係ありそうだが、それが何を意味するのかは、今のところ結論は出ていない。

次巻に期待が持てそうだ。


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DATE : 2007/04/01 (Sun)
鋼の錬金術師 16 (16)鋼の錬金術師 16 (16)
荒川 弘
スクウェア・エニックス 刊
発売日 2007-03-22




ようやく歩き出した巻 2007-03-28
15巻はまるまるイシュヴァールのことでしたが、

今回はようやくそれぞれの目標、目的がはっきりしてきます。

過去から現在、そして未来に向けてそれぞれのキャラクターが歩いていきます。



それにしても、どうしても現実に昔あったようなことと重ねてしまうハガレン。

暗い闇の中でも歩き続けるエドたちを、応援せずにはいられません。


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DATE : 2007/03/31 (Sat)
キミキス-various heroines 1 (1)キミキス-various heroines 1 (1)
エンターブレイン
白泉社 刊
発売日 2007-02-28




個人的趣味趣向! 2007-03-07
成年誌で活躍しておられた東雲先生が作画を担当されています。



最近は成年誌の方の描く女の子が非常にクオリティが高いです。

東雲先生以外にも鳴子先生や小梅先生など

成年雑誌から出てきた方々がよく活躍しておられます。はしりなんでしょうか、

そういった方面も注目でしょう。



今回の漫画の原作のゲーム「キミキス」は、キャラクターがすごく人気を呼んだゲームでした。

東雲先生は漫画の中で忠実にかつ、背景やバックの花など「しとやか」に描いておられるので、個人的に読んでいる最中にどきどきしたり、感心しました。

先生の新しい一面が見れたようでおもしろかったと思います。おすすめ


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DATE : 2007/03/31 (Sat)
のだめカンタービレ #17 (17)のだめカンタービレ #17 (17)
二ノ宮 知子
講談社 刊
発売日 2007-02-13




変化 2007-03-28
17巻では今までの現状から色々と、変化が生じ始めました

のだめの目標であった【千秋先輩との共演】

千秋にも同じようにそう思っていて欲しかったのに。

少しずつ、存在を匂わせていた父・雅之の登場。



のだめが千秋に言った言葉は、千秋は意表を突かれた表情をしていますが、私は流石のだめの着眼点と、思いました。

千秋の真意を突いていると思います。



そして最後に「今の部屋を出る事にした」とする、千秋。

のだめとの関係はこれから、どうなっていくのでしょうか?


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DATE : 2007/03/31 (Sat)
鋼の錬金術師 16 (16)鋼の錬金術師 16 (16)
荒川 弘
スクウェア・エニックス 刊
発売日 2007-03-22




ようやく歩き出した巻 2007-03-28
15巻はまるまるイシュヴァールのことでしたが、

今回はようやくそれぞれの目標、目的がはっきりしてきます。

過去から現在、そして未来に向けてそれぞれのキャラクターが歩いていきます。



それにしても、どうしても現実に昔あったようなことと重ねてしまうハガレン。

暗い闇の中でも歩き続けるエドたちを、応援せずにはいられません。


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DATE : 2007/03/31 (Sat)
インスパイリング・エクササイズインスパイリング・エクササイズ

SDP 刊
発売日 2006-11-16




反響の割には‥ 2007-03-29
私はピラティス、ヨガの本を幾つか持っていますが、このインスパイリングは普段あまり運動してない人には役だつと思うんですが、値段は結構ピラティスやヨガより高いのに内容が少々物足りないないような気がしました。部分エクササイズをもっと豊富にしてほしいなって思いました。


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DATE : 2007/03/31 (Sat)
つどうメイク・マイ・デイつどうメイク・マイ・デイ
賀東 招二
富士見書房 刊
発売日 2007-03




ストーリーもいよいよ佳境へ 2007-03-29
少し脇道に逸れていた感じの流れが、一気に本線に戻ったような展開です。

テッサを中心とする、ミスリル最後の残存兵力であるダナン一派の動きを皮切りに、

相良軍曹がいよいよ頭を上げて、いつぞやの不良親父連中の協力の下にかなめを追い始めます。

かなめもかなめで、ようやくウジウジしていた状態から抜け出し、らしさを取り戻します。



タイトルのごとく、ようやく再集合したウルズトリオ。

実戦闘力特化型の機体「レーバテイン」。

圧倒的なまでに開いてしまった組織の差をどう乗り越えるのか……カリーニンの動向をはじめ、今後の展開が非常に困難に思える描写の数々の中、動きつどい始めた希望がどのように道を進んでいくのか?

終幕に向け幕を上げた、そんな一巻だと思います。


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