category: 本 売れ筋
DATE : 2007/11/21 (Wed)
DATE : 2007/11/21 (Wed)
ザ・シークレット
ロンダ・バーン
角川書店 刊
発売日 2007-10-30
ザ・シークレットの元ネタは・・・ 2007-11-20
一連のザ・シークレットプロジェクト(?)を見ていて、
「昔から繰り返し言われてることでも、
まるで新しい発見かのように盛り立てれば、人は飛びついてくる」
というのがよくわかったような気がします。
まさに「引き寄せの法則」。
ダイエット商品なんかも同じです。
何もしらずに引き寄せられちゃってるのは購入する人だけなんです。
初めて読んだ方は衝撃を受けるのかもしれませんが、
この本には決して新しいことは書かれていません。
ジェームズ・アレンとか神との対話とかマーフィーとか、
そのあたりのニューソートあるいはニューエイジ的な本です。
ニューエイジはニューソートから派生したもので、
ニューソートはキリスト教から派生したものです。
ここんところ最近、こういう系統の本が日本でも乱発されてるように思いますが
(「〜の成功法則」とか「宇宙のなんたら〜で成功する」とか)
すんなりと受け入れられているのはやっぱりスピリチュアルブームのせいなのでしょうか。
一昔前だったら誰も彼もが「なんてあやしい本なんだ」で切り捨ててそうなのですが・・・。
願望がかなわなかったとき、それはこういう世界観によれば
「それほどの願望ではなかった」
「信じる気持ちが足りなかった」
ですんじゃうんですから。
この本を新品で買うのであれば
ブックオフの100円コーナーで同系統の本を18冊買った方がよいと思います。
「神との対話」とかよく100円で見かけますよ。
マーフィーは単行本コーナーにも、文庫コーナーの三笠書房にもたっぷりあります。
(売った人が「効果なかった!」といわんばかりの量です)。
逆にこの本を買うのであれば、関連商品としてでてくる本などには手を出さないことです。
これ一冊で十分です。この本を何回でも読み返すことです。
この一冊で事足りず、「他の本に何か真の答えが書いてあるんじゃないか」
なんて思い始めたらもう最後、自己啓発オタクになるだけです。
あるいは素直に「生長の家」に入信しなさい。
もうひとつ。
それは、成功哲学にしろ潜在意識での成功話にしろ、
語られるのはいつでも「成功した人から見た場合の話」です。
ダイエット商品のDMに、やせた人の写真と体験談しか乗っていないのとおんなじ。
もっともアレは広告ライターが書いた体験談と
まずやせてる人の写真を撮って、そこから太ってもらってまた写真を撮って
作られる広告だそうですが(ダイエットやめたらヤセちゃったより)。
こういう本はそこを考えて読んだほうがいいでしょう。
「この本を読んでから偶然の一致が多発してるんだけど?」という人もあるかもしれませんが
偶然の一致というのはある意味では、
そういう視点で見るか見ないかによって発生・・・というより、知覚するものです。
紫色を意識し始めたら、街中のいろんなところに紫色があることに気づいた、
というようなものです。
ただし、夢を紙に書くとか、口に出し続けるとか、
イメージを毎日膨らますなどは
確かに願望実現には有効な方法です。
私はそれで25kgのダイエットに成功しましたから・・・。
でもそれを「引き寄せの法則でやせたんだね!」なんていわれたら
殴ったろかと思ってしまいそうです。
さらに詳しい情報はコチラ≫
ロンダ・バーン
角川書店 刊
発売日 2007-10-30
ザ・シークレットの元ネタは・・・ 2007-11-20
一連のザ・シークレットプロジェクト(?)を見ていて、
「昔から繰り返し言われてることでも、
まるで新しい発見かのように盛り立てれば、人は飛びついてくる」
というのがよくわかったような気がします。
まさに「引き寄せの法則」。
ダイエット商品なんかも同じです。
何もしらずに引き寄せられちゃってるのは購入する人だけなんです。
初めて読んだ方は衝撃を受けるのかもしれませんが、
この本には決して新しいことは書かれていません。
ジェームズ・アレンとか神との対話とかマーフィーとか、
そのあたりのニューソートあるいはニューエイジ的な本です。
ニューエイジはニューソートから派生したもので、
ニューソートはキリスト教から派生したものです。
ここんところ最近、こういう系統の本が日本でも乱発されてるように思いますが
(「〜の成功法則」とか「宇宙のなんたら〜で成功する」とか)
すんなりと受け入れられているのはやっぱりスピリチュアルブームのせいなのでしょうか。
一昔前だったら誰も彼もが「なんてあやしい本なんだ」で切り捨ててそうなのですが・・・。
願望がかなわなかったとき、それはこういう世界観によれば
「それほどの願望ではなかった」
「信じる気持ちが足りなかった」
ですんじゃうんですから。
この本を新品で買うのであれば
ブックオフの100円コーナーで同系統の本を18冊買った方がよいと思います。
「神との対話」とかよく100円で見かけますよ。
マーフィーは単行本コーナーにも、文庫コーナーの三笠書房にもたっぷりあります。
(売った人が「効果なかった!」といわんばかりの量です)。
逆にこの本を買うのであれば、関連商品としてでてくる本などには手を出さないことです。
これ一冊で十分です。この本を何回でも読み返すことです。
この一冊で事足りず、「他の本に何か真の答えが書いてあるんじゃないか」
なんて思い始めたらもう最後、自己啓発オタクになるだけです。
あるいは素直に「生長の家」に入信しなさい。
もうひとつ。
それは、成功哲学にしろ潜在意識での成功話にしろ、
語られるのはいつでも「成功した人から見た場合の話」です。
ダイエット商品のDMに、やせた人の写真と体験談しか乗っていないのとおんなじ。
もっともアレは広告ライターが書いた体験談と
まずやせてる人の写真を撮って、そこから太ってもらってまた写真を撮って
作られる広告だそうですが(ダイエットやめたらヤセちゃったより)。
こういう本はそこを考えて読んだほうがいいでしょう。
「この本を読んでから偶然の一致が多発してるんだけど?」という人もあるかもしれませんが
偶然の一致というのはある意味では、
そういう視点で見るか見ないかによって発生・・・というより、知覚するものです。
紫色を意識し始めたら、街中のいろんなところに紫色があることに気づいた、
というようなものです。
ただし、夢を紙に書くとか、口に出し続けるとか、
イメージを毎日膨らますなどは
確かに願望実現には有効な方法です。
私はそれで25kgのダイエットに成功しましたから・・・。
でもそれを「引き寄せの法則でやせたんだね!」なんていわれたら
殴ったろかと思ってしまいそうです。
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