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DATE : 2024/11/24 (Sun)
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DATE : 2007/04/06 (Fri)
フルーツバスケット 23 (23)フルーツバスケット 23 (23)
高屋 奈月
白泉社 刊
発売日 2007-03-19




「絆」の意味 2007-03-29
とうとう終わってしまいましたね。涙なしには読めない話がたくさんあったフルバですが、この最終巻もやはり泣いてしまいました。

私が個人的に共感したのはリンの思い。「呪いが解けたからといって、アキトを許すことはできない」と苦しむリンの姿は、ある人から受けた仕打ちを決して許せない自分と重なってしまいます。そしてその苦しみを受け止め、「痛みは簡単には消えない。きっとたくさんの時間が必要なのだ」と寄り添ってくれる透くんのような人がそばにいてくれたら、と切実に感じて涙が止まりませんでした。

フルバ世界では「絆」がいつしか「呪い」となってしまった訳ですが、現実の社会でも、「絆」から始まった人間関係がいつしか「窮屈さ」や「束縛」へと変わってしまうことはたくさんありますよね。こうした困難に直面したとき、透くんのような温かさやしなやかさを持ちたいと心から思います。


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DATE : 2007/04/06 (Fri)
GUNSLINGER GIRL 8GUNSLINGER GIRL 8
相田 裕
角川(メディアワークス) 刊
発売日 2007-03-27




一変。 2007-03-30
ぺトラと、サンドロの過去に関する話が中心。この巻はもはや、ぺトラとサンドロが好きじゃない人にはおススメできないかと。



七巻以降から変わってきましたが、ぺトラとサンドラが中心な限り、このシリーズが以前のような作風に戻る事は無いと思います。

そもそもこの内容なら、義体という要素はあまり関係ない気が。「この恋の…」という管理官の台詞にも疑問。

ぺトラのサンドロに対する愛情は年相応になっただけで、他の義体の『兄弟愛』とさして変わらないと思うんですが…



この調子で今後も進むのなら、以前のような独特のエゴを含んだ作風を好んでいた人にはつらいと思います。

ぺドラとサンドロは嫌いじゃありませんが、以前の作品の雰囲気が無くなっているように感じられた巻でした。


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DATE : 2007/04/01 (Sun)
かみちゅ! 2 (2)かみちゅ! 2 (2)
鳴子 ハナハル /ベサメムーチョ
メディアワークス 刊
発売日 2007-03-27




2巻で終わるのはもったいない 2007-03-31
待望の2巻です。各話ともアニメ版とは微妙に展開が違い、

最終話はオリジナルストーリーになっています。

私はこの方がしっかりとした構成になっていて好きですね。



鳴子ハナハル氏は成年誌出身ですが、これだけ安定した画力があるのだから、

これからも電撃などの萌え系マンガ雑誌で連載を持って欲しい!



個人的な見所は、章吉君とみこちゃんのエピソード。必見です。


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DATE : 2007/04/01 (Sun)
涼宮ハルヒの分裂涼宮ハルヒの分裂
谷川 流
角川書店 刊
発売日 2007-03-31




続きが楽しみ。 2007-03-31
ハルヒシリーズには珍しく、この巻でストーリーは完結していない。

今回は、新たな登場人物が出てきた代わりに、SOS団員はといえば、

古泉しか印象にないほど、長門やみくる、そしてハルヒの影がミョ〜に薄かったのが残念。

もちろん文章表現や、プロットの仕掛けなどは、巧みで面白いが、全体としては躍動感が欠けているように思われた。



・・・と書いたものの、この話は、まだまだこれから面白くなるに違いないので、

この巻だけで評価するというのがおこがましいのかもしれない。



この巻では、途中からある"仕掛け"がなされる。

タイトルに関係ありそうだが、それが何を意味するのかは、今のところ結論は出ていない。

次巻に期待が持てそうだ。


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DATE : 2007/04/01 (Sun)
つどうメイク・マイ・デイつどうメイク・マイ・デイ
賀東 招二
富士見書房 刊
発売日 2007-03




ストーリーもいよいよ佳境へ 2007-03-29
少し脇道に逸れていた感じの流れが、一気に本線に戻ったような展開です。

テッサを中心とする、ミスリル最後の残存兵力であるダナン一派の動きを皮切りに、

相良軍曹がいよいよ頭を上げて、いつぞやの不良親父連中の協力の下にかなめを追い始めます。

かなめもかなめで、ようやくウジウジしていた状態から抜け出し、らしさを取り戻します。



タイトルのごとく、ようやく再集合したウルズトリオ。

実戦闘力特化型の機体「レーバテイン」。

圧倒的なまでに開いてしまった組織の差をどう乗り越えるのか……カリーニンの動向をはじめ、今後の展開が非常に困難に思える描写の数々の中、動きつどい始めた希望がどのように道を進んでいくのか?

終幕に向け幕を上げた、そんな一巻だと思います。


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DATE : 2007/04/01 (Sun)
鋼の錬金術師 16 (16)鋼の錬金術師 16 (16)
荒川 弘
スクウェア・エニックス 刊
発売日 2007-03-22




ようやく歩き出した巻 2007-03-28
15巻はまるまるイシュヴァールのことでしたが、

今回はようやくそれぞれの目標、目的がはっきりしてきます。

過去から現在、そして未来に向けてそれぞれのキャラクターが歩いていきます。



それにしても、どうしても現実に昔あったようなことと重ねてしまうハガレン。

暗い闇の中でも歩き続けるエドたちを、応援せずにはいられません。


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DATE : 2007/04/01 (Sun)
のだめカンタービレ #17 (17)のだめカンタービレ #17 (17)
二ノ宮 知子
講談社 刊
発売日 2007-02-13




変化 2007-03-28
17巻では今までの現状から色々と、変化が生じ始めました

のだめの目標であった【千秋先輩との共演】

千秋にも同じようにそう思っていて欲しかったのに。

少しずつ、存在を匂わせていた父・雅之の登場。



のだめが千秋に言った言葉は、千秋は意表を突かれた表情をしていますが、私は流石のだめの着眼点と、思いました。

千秋の真意を突いていると思います。



そして最後に「今の部屋を出る事にした」とする、千秋。

のだめとの関係はこれから、どうなっていくのでしょうか?


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DATE : 2007/04/01 (Sun)
インスパイリング・エクササイズインスパイリング・エクササイズ

SDP 刊
発売日 2006-11-16




反響の割には‥ 2007-03-29
私はピラティス、ヨガの本を幾つか持っていますが、このインスパイリングは普段あまり運動してない人には役だつと思うんですが、値段は結構ピラティスやヨガより高いのに内容が少々物足りないないような気がしました。部分エクササイズをもっと豊富にしてほしいなって思いました。


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