いつまでもデブと思うなよ (新潮新書 227) ｜岡田斗司夫

いつまでもデブと思うなよ (新潮新書 227)
岡田斗司夫
新潮社 刊
発売日 2007-08-16




取捨選択が必要かな… 2007-11-11
情報の取捨選択が必要な本です。後半には矛盾もあるし、あきらかに浮かれ過ぎ、調子に乗っている部分もある。ちなみに岡田さんはデブタレントの伊集院さんと対談して、調子に乗って「デブはデブの分だけ損をする」などと言ったせいで伊集院さんの恨みを買っているそうです。痩せたおかげで手に入れたのが無用心さと調子のよさだったらデブのままでもいいかなという気にもなってしまいますね。剣呑、剣呑。



それはそれとしてダイエット本としての正しさは確かなものです。「自分がデブなのはなぜなのか問題を把握し、そこにきちんと向き合う」という至極当たり前のことを形式化・メソッド化したのが本書でしょう。効果のない痩せ薬やブルブルマシンなどに何万円もつぎ込んでいる人は是非読むべきです。当たり前ですが問題がわからないのに解決など考えてもしょうがない。で、私の場合はどうやらコーラとポテチが原因だったようです。コーラはダイエットに切り替え、ポテチは一日二十枚程度にしたおかげで半端デブから順調に脱出中です。とりあえずこの効果だけは認めないわけにはいきません。


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