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DATE : 2024/11/26 (Tue)
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DATE : 2006/11/14 (Tue)
手紙手紙
東野 圭吾
文藝春秋 刊
発売日 2006-10




深い 2006-11-12
人はふと殺意を覚えることがあります。

リミットを越えると衝動的であったり、何にせよ殺人を起こしてしまいます。

その後にどういったことが起こるか、大変考えさせられました。

加害者の家族はある意味で被害者になってしまう。

罪を犯す人間はそこまで考えるべきだと、作者は訴えているのでしょうか。

現代社会では毎日凄惨な事件が起こっていますが、確かにそこまで考える必要があるかもしれません。

もちろん被害者の家族もツライ人生を送らなくてはならない・・・



今までのようにどんでん返しがあるのかと思っていましたが、そこは重要ではありません。

後半の手紙はとても悲しかったです。

人は確かに守りたいものがあります。

差別や逆差別が生まれるのもしょうがない気がします。

大げさですがこの本は教訓になります。


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