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DATE : 2024/11/29 (Fri)
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DATE : 2007/02/04 (Sun)
不都合な真実不都合な真実
アル・ゴア
ランダムハウス講談社 刊
発売日 2007-01-06




「見ざる言わざる聞かざる」の20世紀の金の延べ棒重視の文化から、『地球の重み』を重視した正しい確かな行動の21世紀へ 2007-02-02
本を買って読み、そして、映画を見て、再度、本で確認した。「見ざる言わざる聞かざる」の己の弱さを痛感した。この諺は、英語では、【hear no evil, see no evil, speak no evil】というらしい。経済という便利さ、楽さ、楽しさという”金の延べ棒”を重視した結果を、データー、写真で、一瞬の間、大統領であったゴア氏が、分かりやすく世界的な温暖化を示している。”金の延べ棒”と”地球EARTH”を秤にかけた場合、どちらを、あなたは、選ぶか?子供に、孫に、「なんで、こんな”ぺんぺん草”生えない環境の地球にしたの?」と問われたら、なんと応えれば良いか。私たちの世代で、なんとしても、解決したい21世紀最大の課題だ。小さな行動だが、正しいと思う確かな行動を行いたい。それにしても、選挙で負けたゴア氏は、かっこ良くて、選挙で勝って、現在、青色吐息に見える現職の米国大統領がかっこ悪く見えるのは、私だけだろうか。


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DATE : 2007/02/04 (Sun)
気まぐれコンセプト クロニクル気まぐれコンセプト クロニクル
ホイチョイ・プロダクションズ
小学館 刊
発売日 2007-01-20




一大絵巻 2007-01-31
週刊誌連載の4コママンガによって「点」で活写してきた、バブル前からの日本の都度都度の最先端の風俗を、全部つなげて「線」にした書。流れを追っていけば、まるでパラパラマンガのように、日本の近代の流行の歩みが見事に映し出される。



マンガはもとより、文字媒体でも類似する存在の見当たらぬ、稀有な歴史的価値のある出版物。作品中で激しく移りゆく時代とは裏腹に、卓越したユーモアのセンスだけは一貫しており、古びることがない。



都度都度で最も表層的に見えるこの作品が、集合体となることで、まさに時代を超える普遍的な価値を持つクロニクルとなった。見事な仕事であり、一大絵巻。


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DATE : 2007/02/04 (Sun)
DDD 1DDD 1
奈須 きのこ
講談社 刊
発売日 2007-01-10




この人やっぱ天才だわ! 2007-02-02
僕は、コンちゃん大好きっ子倶楽部 ファン236号ちゃん!
へぇ…これが奈須きのこの新作かぁ…
この作品にはどんな面白さが詰まってるかなぁ…
う…ぎゃあぁー!!ごが、ごがが!す、すげーっ!うぐ、うぐぅ!
涼宮ハルヒの憂鬱が――全く相手になんねぇー!!!
これの面白さメチャメチャでんがなー!
君もぜひ激買してくれ!
ちょいと高いけど…ね!

この人やっぱ天才だわ!


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DATE : 2007/01/22 (Mon)
すごい人の頭ん中-すごい起業家すごい人の頭ん中-すごい起業家
ビジョネット
ゴマブックス 刊
発売日 2007-01-16




バラエティが楽しい一冊 2007-01-19
実業家の思考についてまとめられた本。



多くの人からデータや言葉を集めて、それを編集していますが、一つ一つはそれほど内容が濃くありません。新聞のちょっとした記事でも読めるようなものもあります。



ですが、ここにある量は実に膨大で、通して読むことで、覚醒するかのような知的興奮を味わえます。一つ一つがシンプルな分、読むときの疾走感を味わえるのではないでしょうか。



企業家の見本市、ショウルーム、展示場と言えそうな一冊。


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DATE : 2007/01/22 (Mon)
魔法先生ネギま! 17 (17)魔法先生ネギま! 17 (17)
赤松 健
講談社 刊
発売日 2007-01-17




若干内容に踏み込んだレビュー/ネギまの深さ 2007-01-20
長かった超鈴音編もようやくクライマックスです。



ネギまは萌え路線もやりつつ王道的な少年漫画として筋をつけ、なおかつ青年漫画のように主人公が自分の戦いについて悩むという近年まれに見る各種要素ごった煮でなおかつ傑作である作品です。このあたりは各種考察サイトが異様な充実を見せているので是非一読をお勧めします。本編を読みながらこれらサイトを見ることでネギまの懐の深さについて感じることができるでしょう。

この巻は全編通じてバトルですが、その中での見所は戦いの中で主人公ネギが「戦いの意義」について苦悩して答えを出していく過程でしょう。これまでの過程で一回り成長した主人公が仲間の力を借りてようやく巨大な敵とイーブンの立場に立つ。ここまでは普通の少年漫画でよくある流れですが(赤松健が「普通の少年漫画」をやっている、という1点においてさえある意味脅威ですが)、その間ネギは敵のしようとしている行為が正しいのではないかと悩みます。このあたりは「普通の少年漫画」ではなかなかやらないことでしょう。ネギはこの巻の後半を通じて答えを出していきますが、マジメに哲学してみると案外深い問題だったりしてメッセージ性も高いと言えるでしょう。

もちろんエンターテイメントとしての盛り上げ方もかなり高いレベルで、ネギが答えを出した後の言わば「エキシビジョンマッチ」も素晴らしい内容となっています。



また、学園祭編に入ったあたりから年配のサブキャラがかなりいい味を出していることが多いのですが、この巻は学園長。かなり渋くて漢です。どう漢なのかは見てのお楽しみということで。



評価は当然☆5つ。


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DATE : 2007/01/22 (Mon)
DDD 1DDD 1
奈須 きのこ
講談社 刊
発売日 2007-01-10




現代病をエンタテイメントに? 2007-01-19
私は10年ほど前から精神障害を患っていますが、正直かなり読んでいて精神障害者に対してキツイ台詞や文章があります。

NHKにようこそ!など、最近は現代病をエンタテイメント作品の題材にすることが多くなっていますが、当事者にとってみればいい迷惑であり、面白おかしく現代病を作品の題材にすることは好ましくないのでは?と感じました。



文章は素晴らしいし、奈須きのこ氏の発想や世界観の表現力には目を見張るものがありますが、障害を患っている人間をないがしろにするような表現や台詞があり、私は結構読んでいて辛かったです。



奈須きのこ氏が言ういわゆる社会的弱者の人にはお勧めできる本ではありません。


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